ブレイキングバッドは面白いのか


www.youtube.com

ブレイキングバッドは面白いという記事をよく見かけます。本当ですか? みんながそう言っているから便乗しているのではないですか? ひどい邪推だと我ながら思います。感想は人それぞれです、だから面白くないという感想もあっていいと思うのですが、見当たらないので違和感があったわけであります。

以下ネタバレがありますのでご注意ください。

海外ドラマといっても最近のものではなく、ひと昔前にhuluを契約しているときに数本観た程度なのです。24、ウォーキングデッド、プリズンブレイク、そしてブレイキングバッドです。ブレイキングバッドは配信が終了していてhuluでは観れなくなったと思います。

ブレイキングバッドですが、いまいち共感できないのは外国だから環境が違うのはもちろんですが、家庭を持っていないというのが大きいと思います。だから家族のために、というのがいまいちピンと来ないのです。さりとてジェシーのように不良の道を行くほど度胸も無かったので理解ができません。それでも惰性もありましたが、シーズン5まで観たのはどういうわけでしょう。

シーズンの後半は後で付け加えたような感じがあったのですが、印象に残っているのは「人間の成分」とゲイル、ガスでしょうか。

人間の成分

記憶が曖昧なのですが、大学の講義の後のような回想シーンから始まって、ドラマ終わりにまたその回想シーンが続いて、人間の成分というタイトルの意味がわかった覚えがあります。そのグロテスクなシーンでの物理的な成分と、大学での非科学的な成分の話で上手くできているなあ、と。もっとも、とても日本では放送できないような内容で印象に残っているのかもしれませんがね。

ゲイル

ゲイルに関しては気の毒という普通の感想です。無論ジェシーもです。あの2人のやりとりはトラウマレベルでした。後のビクターとガスのシーンがこのドラマの私の中での一番のトラウマでしたが、感情が大きく動いたのはこちら側です。

ガス

ガスはどことなく会社の上の人間を連想させました。一日何時間会社にいるわけ? 何事も卒なくこなし、感情の奥底が見えない非人間的なタイプーー畏敬の念を覚えます。超小心者の私はあまり近づきたくない人種でございます。

要するに

私にとってブレイキンブバッドの感想は面白いというものではありませんでした。けれども、つまらないという事ではありません。先述した通り、家庭を持っていたとしたら共感できたのかもしれません。感想としては、あまりにグロテスクでやりきれないシーンが多いため、だんだんと憂鬱になってくる、というのが正直なところです。何かしらの感情の起伏はあったわけです。つまらないというのは感情の起伏すらなく、眠くなってくるものだからです。

駄文で失礼致しました。