花の良さがわからない

今週のお題「お花見」

井栗の桜並木の画像

新潟県三条市 井栗の桜並木

花見をするわけ

花見と言えば桜。美しいとは思いますが、結局は酒を飲むための口実が欲しいだけじゃないの? と疑ってしまう私です。花の良さがわからないのです。単純にきれいだとは思いますけどね。

コロナ渦になるずっと前から花見などする機会はありませんでした。記憶をたどると30年以上前の村松公園での花見でしょうか。当時は小学生でしたからなおのこと、文字通り花より団子でしたが楽しかったです。大勢の人とおしゃべりしながら食べるという事が、です。孤独のグルメなんていうのが流行っていましたが、一人よりも気の合う仲間と食べた方がーー料理そのものに集中する事は難しくなるかもしれませんがーー楽しいです。ゆえに私はおひとり様向きではない、のかもしれません。

桃園の誓い

三国志演義によれば、劉備関羽張飛漢王朝を復興させるために桃園で誓いを立てたそうです。今となってはそれが史実かは確かめようもありませんが、フィクションだったとしても何故に桃園なのか? 劉備の家ではどうして駄目だったのかがわかりません。張飛は特に酒好きだったようですから、結局のところ桃の花をさかなに酒が飲みたかっただけなのではなにのかしら、と邪推してしまいます。今の腐った世の中を正す、とはご立派な誓いです。しかし現代でも規模は小さくなりますが、今の会社を変えてやると大口を叩く酔っ払いの花見客はよく見かけます。花は関係ありますか?

桜も桃も、良さがわかりません。きれいだとは思いますけども。