労働意欲について

有線の流れる職場

以前勤めていた職場は有線が流れていました。どうしてお金をかけてまでそんな事をするんでしょうか? お金をかけるなら従業員の給料を上げてくれればいいのに、と思っていました。

今の職場は有線が流れていません。仕事内容は多少の違いはありますが、基本同じ単調作業です。集中力は自分でも驚くほど低下して、気がつけば全然違う事を考えていたりします。次の休みは何をするか考えるくらいならまだいいですが、次第に今の職場の不満や、将来への不安など悪い方向へと進んでいってしまいます。こんな時に有線が流れていると、少しは気が紛れるのかもしれません。ひょっとすると有線を導入している理由の1つがコレなのでしょうか。

単純な仕事と満足感

例えばですが、ある商品をA地点からB地点まで運ぶ作業があったとします。最初は場所がわからなかったり慣れなかったりで苦労するはずですが、少しは達成感もあるはずです。繰り返しやっていくうちにスピードは上がっていくでしょう。逆に言えばスピードを上げるくらいしか生産性を上げる余地は無いのです。スピードを上げるにしても限度というものがあるので、ほどなくして頭打ちになるでしょう。

あくまで例です。私はくだらない作業だと思います。しかしある人はスピード第一で作業をこなすことで自己満足感を得ているように見えました。その満足そうな表情を見て私は「イタい人だな」と心の中で憐れに感じていました。けれども周りの他人がどう感じようが、あざ笑おうが、自分が満足できるのならば、それに越したことは無いと思います。

私には満足感を味わえる仕事や趣味がありません。満足できるものをしいてあげるならば、冗談抜きに食べる事くらいしか思いつかないのです。

人間関係

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コミュニケーションが苦手で、克服する努力もしなかったので、43歳になった今でも小学生の頃からさほど成長していないと思います。昔の上司から指摘された通り、特定の人としか話をする事ができません。

職場での人間関係は過去に何度か失敗しているので、本当に必要最低限でいいと考えています。仲が良い人ができると仕事をしないでお喋りをするという学生レベルですし、話の内容も同僚や上司、会社の悪口といったネガティブなものばかりです。

アットホームな職場で雑談が大の苦手な私には辛いところもありますが、メインは時間に追われる作業でそれほどコミュニケーションは取らなくてもいい点はメリットです。