転職時の面接体験エピソード、入らなくて良かった会社編

転職もネット

40を過ぎてこれといったスキルも無いと転職先も限定されてきます。地方だとさらに少なく、賃金も15万以下という案件も珍しくありません。これだと社会保険や税金を引かれて手取り12万以下になります。

最近だとハローワーク以外を利用した転職が主流なのでしょうか。転職サイトもたくさんありますし、企業のウェブサイトから直接応募する事も可能です。

しかし企業サイトに直接応募するのは危険な気がします。何かトラブルがあった場合、例えば企業の求人ページに掲載されている給与額と実際の雇用契約書に書いてある給与額が違っている場合などです。そんな詐欺まがいの事があるのかと思われるかもしれませんが、実際ありました。こんな時、ハローワークのように第3者が間に入っていてくれたら気軽に相談できたのだろうな、と思いました。ハローワークに限らず転職サイトなどでも、このようなトラブル時は相談するように書いてありました。

誰でもできる簡単な仕事です

キャッチコピーといったら何ですけど、転職サイトには求職者にアピールするための様々な文句があります。目の色変えて転職先を探している時はそれどころではないのですが、冷静に考えるとおかしな文面がたくさんあります。

例えば誰でもできる簡単な仕事です、みたいなもの。文面からも人をばかにしているのが見て取れるんです。実際に面接でも嫌味ったらしく強調してそう説明しましたし、職場見学の際は私を見て大笑いしていた人もいました。

求職者をばかにするような会社に入りたいと思うでしょうか。こんなご時世だから仕方がない、仕事を選べる状況じゃない、そういう声も聞こえてきましたが……無理でした。最低限の尊厳は私にもあるのです。

しかしまあ職場見学をさせてくれるのは良心的な方です。これから実際に働く現場は見ておくに越したことはありません。企業側から話がなければ質問コーナーでお願いすべきです。そんな時間は無いとか、面接自体も急かしている感じがするとかいう場合も求職者を大事にしていない証拠です。面接に30分もかからないとかあり得ないでしょう?

入口で放置

面接の際、場合によっては社員が働いている事務所から入る事があります。面接に来た旨を伝えても無言、静まりかえった雰囲気です。奥の偉そうな人が「ああ、来たかね」と言って人事の人に電話しているようでした。

それから15分はつっ立ったまま放置でした。途中で社員の人が給湯室に飲み物を取りに行って、自分のデスクで飲んでいました。炎天下の日の面接でした。コロナ渦でもありますし、求職者はお客様ではありません。でもせめて椅子があるのだから、「こちらにかけてお待ちください」くらいの台詞を期待するのは求職者の非常識でしょうか?

案の定、社長に対する人事の人の異様に丁寧な言葉遣いや、(私の偏見ですが)タトゥーや鼻ピアスをしている社員を見て、これは無理だと思いました。後日不採用の通知が来ましたが、ホッとしました。正直こちら側から願い下げでございます。