護摩堂山を登る(新潟県田上町)
護摩堂山を登る
休日に動かないと腰痛が悪化、さらに休み明けの仕事のしんどさが倍増するので護摩堂山を登ることにしました。登山の後のごまどう湯っ多里館も楽しみの1つです。
いつものように朝5時起床。この時期だと太陽も結構な高さまで登っています。平日の早朝は町も電車も空いていて快適です。
湯っ多里館へと続く通路の下をくぐってトンネルに到着。ひんやりしていて気持ちいい。
7時くらいだと登山客はまだあまりいません。ここまで来てようやく熊は出るのかという疑問がわいてきました。ちょうど大きな鈴の音とラジオを流しながら登っている中年(高齢者?)の女性がいたのでストーキングする事にしました。が、速すぎてついていけず断念。
ワークマンプラスの作業着に何故か安全靴という格好で登ります。帽子はありません。早朝なら紫外線もそう強くないでしょうし、帽子をかぶってマスクをすると完全に不審者の見た目になってしまうので云々。犯罪行為が無くならないから見た目が怪しいというだけで不審がられて本当に迷惑しています。被害者当人に比べれば大した事ではないのでしょうが、ある意味私も広い意味で被害者の一人なのではないでしょうか。
「おはようございます」とあいさつする登山者としない登山者がいます。無視されるのが嫌なのでこちらからはあいさつしません。ご立派なトレッキングウェアに身を包んでも、あいさつを返さない人もいて、何だかなあという思いをしたり。しかし中には急に声をかけられて、しどろもどろになって上手くあいさつを返せない人もいるので一緒にしないで下さい。かくいう私なのですが、まあ年を取ったらだいぶマシになってきました。
頂上付近の急な階段ルートから進んだら、背中が汗でびっしょりになりました。今の私の体力では護摩堂山が丁度いいようです。
山頂からだと車がやけにゆっくりと走っているように見えます。そろそろ通勤ラッシュの時間のはずですが。「せまい日本、そんなに急いでどこへ行く」と言いたくなるような車も見当たりません。時間がゆっくりと流れていくように感じる、つかの間の非日常の景色でございました。